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中学教師の夫が、よりによって教育委員会の女とW不倫!!ありえない…こんなの許せますか?怒りのサレ妻ブログ

【第68話】篠田麻里子さんの不倫疑惑に思うこと

 

 

元AKBの篠田麻里子さんの不倫疑惑が

世間を賑わせていますね。

 

妻の方が浮気をするパターンの不倫については、

とにかくがっかりさせられます。

 

3歳年下の実業家の男性と結婚し、

翌年には長女も誕生して

2021年には「ベストマザー賞」も

受賞していた篠田さんの不倫報道には

正直、あきれました。

 

特に彼女に思い入れはありませんが、

可愛らしい人だと思っていたのに

残念ですね・・・。

 

お子さんはまだ2歳くらいだというのに

よくそんなことができたものだなと、

不思議でなりません。

 

一般的に、男性の不倫は性欲を満たすためで

あることが多いようですが、

女性の不倫はさびしさに起因することが

多いようです。

とはいえ、許されることではありませんね。

 

ご主人はLINEのやりとりなどから

相手男性を突き止め、提訴している様子。

篠田さんはご主人、お子さんとも別居中で、

子どもの親権を争い、離婚調停に発展している

ということですから、もうまさに泥沼ですね。

 

さらに相手男性も妻子持ちだそうですから、

奥様が篠田さんに慰謝料を請求することにも

なるでしょうね。

篠田さんはこの先もずっと、

不誠実なあばずれ女のイメージがつき

仕事もやりにくくなるに違いありません。

 

相手の男性もネット上で実名がさらされ、

仕事での信頼も失ってしまいました。

もちろんご家族も苦しんでいるに違いありません。

 

ふたつの家庭を崩壊させてしまう

ダブル不倫。

あとさき考えずに火遊びを楽しんでいると、

結局大きなものを失うことになる、

その良い例ですね。

 

 

 

【第67話】 悪い夢ならよかったのに

 

卒業式のあと、

他の先生たちと

飲みにでかけたクズ夫。

さすがに日付をまたぐことは

なかったものの、

午前0時近くになって

ようやく帰宅しました。

 

おそらく、玄関前に

散らばった花を見て

慌てたのてしょう。

おそるおそる、という感じで

リビングに入ってきました。

 

私はまだ起きていて

一人でお酒を飲んでいました。

 

「ただいま…

 ごめん遅くなって…。」

 

「あれ?今日も家の中で寝るの?

 もう卒業式終わったんだし、

 車に戻れば?」

 

「・・・。」

 

「それとも

 私たちの今後について話し合う?」

 

「今後って?」

 

「離婚や、慰謝料、養育費、家の権利

 などいろいろ。」

 

「えっ・・・。

 許してくれたんじゃなかったの?」

 

クズ夫は急に酔いがさめたようでした。

 

職場での処分も注意だけで

たいしたことなかったし、

最近は家にも入れるようになって

このまま受け入れてもらえるものだと

そう思っていたのでしょう。

 

でも私は、許す気なんてありません。

 

「許す、なんていつ言いました?ていうか、

 許せる日なんて一生来ないでしょう。

 あれだけのことをしておいて、

 よくまた飲みになんて行けるね!

 不倫をお酒のせいにして、

 お酒やめるとか言ってなかったっけ?

 うそばっかりだね!

 あんたのことなんて全く信用できない。

 信用できない人と夫婦関係なんて

 続けられるわけない。

 卒業式も終わったんだし、

 さっさと離婚の話進めましょうか!」

 

「・・・家族と離れたくない。」

クズ夫は首を横に振ります。

 

「またウソ!

 家族と離れたくて離れたくて

 仕方なかったんでしょう?

 卒業式が終わったら、あんたは

 家族に内緒でこっそり年休とって

 ゴリエと旅行にいくんでしょ!」

 

「・・・行かない。」

 

「それはバレたからでしょう!

 私や、ゴリエのご主人に

 バレて怒られたからでしょう!

 バレなきゃ行ってたじゃん!!

 バレなきゃ今だって

 ラブラブだったんでしょう!」

 

「・・・。」

 

「残念だったね!せっかくの計画を

 私がブチこわしちゃって!!

 なんなら知らないフリして

 旅行に行かせて尾行してやればよかった!

 ゴリエの車で2人ラブラブしてるところで

 窓ガラス、おっきな石でかち割って

 あられもない姿をみんなに見てもらえば

 よかった!

 二人が車から降りてきたところを

 顔面グーで思いっきり

 殴ってやりたかった!!」

 

「みーちゃん…ごめん…。

 ごめん…。」

 

涙をぽろぽろとこぼしながら

叫ぶ私の肩を、

クズ夫はそっと抱きしめました。

 

涙はどんどん溢れてきます。

 

「全部…悪い夢であってほしいよ…。

 こんなの・・・。

 悪い夢ならよかったのにー・・・!!」

 

私は、机に突っ伏し

声をあげて泣きました。

 

夫の不倫発覚以降、

初めての号泣でした。

 

 


 

 

 

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【第66話】不倫教師の卒業式

 

公立中学校の卒業式の日。

クズ夫は無事にその朝を迎え、

何事もなかったように式を済ませ、

生徒たちとの別れを惜しんだようです。

 

午後になると、

「卒業式が無事に終わりました。

 ありがとう。」

というLINEメッセージが

私に届きました。

 

続いて

「仕事が片付いたら帰りますが、その後

 学年の先生たちと打ち上げに行きます。」

 

というメッセージも来ました。

 

出た出た。これだよ。

 

学校の先生は行事が終わるたびに

やたらと飲みに行きたがる。

 

ゴリエとの関係もそういうところから

始まったのだ。

 

私も外食や飲み会は好きだけど、

結婚後はすぐに妊娠、出産が続き

子育て中は職場の集まりにも参加せず

飲み会なんて、お誘いがあっても

一切、行くことはできなかった。

 

それなのにクズ夫は平気で

独身時代と同じように飲み歩き、

日付が変わってもおかまいなし。

 

今、家庭がどうなるかわからない

この状況の中でも

まだ懲りずに遊びに行くのか…。

そう思うとまた、

怒りがこみあげてきました。

 

クズ夫は夕方、

大きな花束を持って帰宅しました。

おそらく生徒や保護者からもらった

感謝の花束でしょう。

得意げにそれを玄関に置き、

自分はそそくさと準備をして

出かけて行きました。

 

“いい先生ヅラ”して

花束なんかもらっちゃって・・・。

本当は腹黒い大ウソつきの

不倫教師のくせに。

 

生徒たちは、

こいつの本当の顔を知らない。

みんなだまされてるんだよ?

 

こいつは子どもたちのことなんて

考えちゃいない。

女のことしか考えてない変態男なんだよ!

 

こんな花束、

こんな花束・・・!!!

 

私は、大きなユリがたくさん入った

その高そうな花束を

花瓶に生けて飾ることはせず、

玄関の外に放り出して

メチャクチャに踏みつけました。

 

 

 

 

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【第65話】クズ夫を家に入れる

その夜も、クズ夫は

帰宅すると、

自宅の駐車場に停めた

車の中で、

夜を過ごしていました。

 

キンキンに空気の冷えた、

寒い夜でした。

 

もうすぐ、中学校は

卒業式です。

 

当時クズ夫は

中学3年生を担任していました。

 

今、おそらく学校では

式の準備や練習があり、

教室では生徒たちが

"卒業式まであと○日"という

カウントダウンカレンダーを

飾って、

残りの時間を大切に過ごしている

のだろうと思いました。

 

中学3年生にとって、

卒業式がどれほど大事かは

私にもわかります。

 

担任が体調不良やお休み

というわけにはいきません。

 

私はクズ夫に

LINEでメッセージを

送りました。

 

「一階のソファーで寝れば?

    卒業式前に風邪ひくと

   いけないから」

 

するとすぐに返事がありました。

 

「いいの?」

 

「私たちはもう二階に行くから

    どうぞ」

 

 

しばらくして、

静かにドアを開ける音がして、

クズ夫が入ってきました。

 

「ありがとう。」

 

私は黙ってうなずいてから

「おやすみ」と言い、

二階に上がりました。

 

クズ夫を許したわけではありません。

ただ、中学生たちのために

そうしただけでした。

 

それから卒業式までの間、

クズ夫は一階のソファーに寝て、

私たちは二階で過ごすという

家庭内別居のような状態が続きました。

 

クズ夫は、私達がまだ寝ている

早朝、シャワーを浴びたり

何か食べたりして、

私達が起きる前に

そそくさと出勤していきました。

 

私たちもなるべくいつも通りの

生活を続けました。

 

まだ私の心の中では

非常ベルが鳴り響いていましたが

きちんと仕事にもでかけ、

つくり笑顔で授業をこなしました。

 

時々、教頭先生が

廊下を歩きながら授業をのぞいて、

私の様子を気にかけてくれていました。

 

 

 

 

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【第64話】一緒に頑張ろう

 

「…美咲さん、働こう。」

 

教頭先生は、

きっぱりとした口調で、

私に言いました。

 

「辞めなくていい。

 辞めちゃだめよ。

 だから一緒に働こう。」

 

私は、ゆっくりと

目を上げ、

教頭先生を見ました。

 

「美咲さんが辞めることない。

   こういうときは

   仕事してたほうがいいのよ。

    私も仕事があったから

    これまでやって来られたと思うし、

    今、ずっと家にいたら

    もっとつらいわよ。

     学校にいるときは

     気持ちの切り替えも

     できているんでしょう?」

 

   「はい…。そうですね。」

 

「ね。

    これまで使命感を持って

    働いてきたならなおさらよ。

    一緒に働こう。

    一緒に頑張ろう。」

 

  「…。」

私は、かすかに

うなずきました。

 

もう仕事を辞める覚悟で

この場に来た私でしたが、

教頭先生の

"一緒に頑張ろう"

という言葉は、

ここまで1人で、孤独な戦いを

続けてきた私の心に

じんわりと染みました。

 

涙がひとつぶ、ふたつぶと

こぼれました。

 

「お子さんたちのためにも

  自分をしっかり持って、

   今の生活を続けましょう。」

 

私は目を閉じ、小さくコクコクと

うなずきました。

 

「…ありがとうございます。」

 

焼け石のように

赤く、熱く煮えたぎっていた

私の心が

ゆっくりと、冷えていくのが

わかりました。

 

「状況はわかったから、

   体調面とか、

    困ったことがあれば

    言ってね。

    校長先生には私から、

    報告しておくけど

    それでいい?」

 

「はい。お願いします。」

 

「…それにしても許せないわね、

    その相手の女性…誰なの!?」

 

「✕✕✕✕という英語教師です。」

 

「知らないわねえ…。

    教育委員会のIさんに

    聞いてみようかしら。

    ひどい話よね…

    5年?5年間って言ったわよね?

    ありえないわ!」

 

そうして一緒に

腹を立ててもくれました。

 

しばらく話すと、

ずいぶん気持ちも軽く

なったような気がしました。

 

「これからのことは、

    どうするつもり?

    その…離婚とか…。」

 

「まだ…わかりません。」

 

「そうよね。

     お子さんもいるんだし、

     お子さんのこと第一に

     考えてあげてね。」

 

「はい。ありがとうございます。」

 

30分ほど話した後、

教頭先生に丁寧にお礼を伝え、

私は学校をあとにしました。

 

 

 

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【第63話】予想外の展開

 

  「わかるわ。

     …私も同じだったから。」

 

「…え?」

 

教頭先生の口から出たのは、

意外すぎる言葉でした。

 

「実は私も同じなのよ。

    私もダンナが中学校の教師だったの。

    でも、結婚してすぐよ。

    本当にすぐに、

    ダンナの裏切りがわかって、

    離婚したの。」

 

「えっ…!

    …そうだったん…ですか…。」

 

「ないしょよ。

    ほとんど誰にも話したことないし。

    みんな私が結婚してたことも

    知らないと思う。

    もうずいぶん昔の話だから。」

 

確かに、教頭先生は

管理職なのに若々しくて

年齢不詳、という感じ。

お子さんの話などは

聞いたことがありませんでした。

 

教頭先生はこう続けます。

 

「私の場合は、その

    不倫相手が誰かまでは

    突き止められなかったから、

    何もできなかくて

    泣き寝入りだったったんだけど…」

 

私は、予想外の展開に

とまどいましたが、

静かにうなずきました。

 

まさかこんなに近くに

同じ思いをした人が

いたなんて…。

 

これまで教頭先生とは

ほとんど業務上の話しか

したことがなかったので

本当に驚きました。

 

でもこうして、人として、

本音で私に

向き合ってくれたことを

心からありがたく思いました。

 

「…で、ご主人は

    何て言ってるの?

    相手の女性とは別れるって?」

 

「あ、…はい。

    それはもちろん。

    向こうにもダンナがいますし。

 

    主人は、今は

    …家族と離れたくないと

    号泣して謝っていますが…。」

 

「そうなのね。

    それならまあ、ひと安心というか、

    まだ救われたわ。」

 

「…でも…。

    私はどうしても、

    許せなくて。」

 

そう言って私は、

ひざに置いた手をぎゅっと

握りしめました。

 

「そりゃそうよね。

 許せなくて当然よ。」

 

「私は、非常勤といえども、

    児童や生徒の前に立つ人間として、

    恥ずかしくないように

    これまで生きてきたつもりです。

 

    それなのに…。

    あの2人は…

    あの2人は人をだまして…

    家族を、子どもたちを傷つけて!

    仮にも教師なのに…!

 

   5年も…!

   5年もですよ?

    

    子どもたちからパパを奪って

    あざ笑っていたような人が、

    教育委員会にいるなんて、

    私、許せません!

   

    教師って何でしょう?

    教育委員会って何でしょう?

    もうわかりません。

    もう、何を信じたらいいのか…。」

 

私は、高ぶる感情をおさえながら

震える声で話し続けました。

 

 

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【第62話】教頭先生に相談

 

会議室に着くと、

私は教頭先生と一緒に、

長机とパイプ椅子を

向かい合わせに並べました。

 

「こんな感じでいいかな。

    じゃ、座って。」

そう言われて私は腰掛けました。

 

「…それで、今日はどうしたの?

 何かあったの?」

 

教頭先生は

優しくたずねてくれました。

こういうとき、やっぱり

管理職に女性がいるというのは

心強いものだな、と思いました。

 

「あの…。実は…。」

私は、意を決して

話しはじめました。

 

「仕事とは全く関係のない話で

 申し訳ないのですが…。

 …実は、私の主人の

 不倫が発覚しまして…。」

 

「えっ!!ご主人さんが!?

 ・・・そうだったの・・・。

 ご主人さんって、たしか

 中学校の先生だったわよね?」

 

「はい・・・。

 気づいたのは先週末のことで・・・。

 相手も同業で、

 私もよく知っている

 英語の教師です。

 家に遊びに来たこともあるんです。

 我が家のバーベキューに。

 主人が前の学校で一緒に働いていて。」

 

「えっ・・・そうなの・・・。

 それは・・・ショックよね・・・。」

 

教頭先生はまゆをしかめ、

心から同情した表情をうかべました。

 

「それで、その、相手の女性というのが、

 今、教育委員会にいるんです。」

 

「えーっっ!? 

 ・・・本当なの!?」

 

教頭先生も、まさかという顔で

思わず大きな声を出しました。

 

「はい・・・。

 信じられない話なんですが、

 その人は今、教育委員会にいます。

 ✕✕課にいます。」

 

「えー・・・。そんな・・・!」

 

「それで、私は、

 子どもたちを連れて

 教育委員会に乗り込みました。

 証拠の写真を持って。」

 

「えーっ・・・!」

 

「その人のダンナも同業で、

 〇〇中の先生です。

 学校に電話をかけて呼び出して、

 そのダンナにも写真を見せて

 共有しました。

 うちの夫が務める△△中の

 校長あてにも、

 証拠の写真を送りました。

 教育長にも同じものを

 郵送しました。」

 

「・・・あらぁ・・・。」

 

「そんなわけで、今、私は

 夫や、その女や

 教育委員会を相手に

 大暴れしている状況です。

 とても普通の精神状態では

 ないと思います。」

 

「うん・・・。そうよね・・・。」

 

「授業のときは、

 気持ちを切り替えて、

 きちんと子どもたちに接していると

 思います。

 ただ、この先何があるか

 わかりませんし、

 仕事を続けてよいものか・・・。

 続けられるか・・・。

 ちょっと・・・自信がありません。

 まずは今のこの状況を

 知っていただきたくて

 お時間をいただきました。」

 

私は低い声で、

一気に話し終えました。

教頭先生は、うん、うん、と

うなずきながら一生懸命に

聞いてくれました。

 

 

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