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中学教師の夫が、よりによって教育委員会の女とW不倫!!ありえない…こんなの許せますか?怒りのサレ妻ブログ

【第54話】教師のブラックな働き方+不倫

 

ここまで読まれた皆さんは、

なぜ私が夫の不倫に

五年間も気づかずにいたのか、

不思議に思われるかもしれません。

 

自分でも、本当に

バカだったな、と思っています。

 

もっと早く、気づいていれば、

ダメージも最小に

おさえられたかもしれないのに。

 

今思えば、あれもこれもと

怪しい点はあるのですが、

ご存知のとおり、中学校教員は多忙で、

帰りの時間はとても不規則です。

その働き方は完全にブラック。

 

最近は世間で騒がれてから、

ずいぶんマシになり、

土日のどちらかは部活を休みに

するのが普通になりましたが、

数年前までは、大会で勝つために

とにかく毎日遅くまで練習したり、

わざわざ遠征試合に出かけるのが

偉いんだ、という感じで、

クズ夫もそれを自慢げに、得意げに

語っていました。

 

部活に打ち込んだり、

強いチームを作ることが、

熱心な良い教師で、できる教師

であるかのように、本人も、周囲も

勘違いしていたのでしょう。

 

さらに、世間でも話題になっているように、

教師には残業代がつきません。

「給特法」という古いルールのせいで、

一律4%の手当ての代わりに残業代はゼロ。

教師は定額働かせ放題と言われています。

 

私が昔、民間企業に三年勤めた時は

給与明細に、その月の残業時間や

休日出勤の日数がきちんと書かれていて、

その分の金額ももちろん明記され、

通常の勤務時間よりも高い時給で

給料が支払われていましたが、

教員にはそれがありません。

 

月に何時間残業したかも、

休日出勤をどれだけしたかも

妻には全くわからず、

仕事と言われれば、そうですかと

信じざるを得ない状態でした。

 

テストの作成や採点、行事の準備、

生徒指導や保護者の来校、

部活など、理由はさまざまでしたが、

帰りは9時をまわるのが普通。

土日もいないのが当たり前に

なっていました。

 

夫はサッカー部の顧問だったため、

子どもたちがまだ小さい頃も、

「朝練」だと言って、一人だけ

さっさと職場に向かい、

保育園の送り迎えなど

したことがありませんでした。

 

お子さんを保育園に預けたことのある方は

経験されていることでしょうが、

未就学児ふたりに朝のしたくをさせ、

毎日保育園に連れて行くのは

けっこうな重労働です。

 

月曜日などは、二人分のお昼寝布団を

肩にかけ、子ども1人をだっこし、

もう1人の手をつないで、

雨の日など、それはもう地獄でした。

 

子どもたちが幼い時期も、クズ夫は

それぞれの学期が終わるたびに飲み会、

体育祭や文化祭などの

行事が終われば打ち上げ、

学年の先生たちとの飲み会、

忘年会、送別会、

サッカーの先生たちの打ち合わせ

という名の飲み会、などなど

ひんぱんに飲みに出かけました。

 

それでも、同業の私は、

夫の仕事を理解しているからこそ、

自分が我慢すればいいのだと言い聞かせ、

必死で耐えてきました。

 

でも、結果的には、

私が1人で頑張りすぎたことで、

クズ夫は

「奥さん一人で大丈夫」

「奥さんにまかせておけばいい」

と思ってしまったのかもしれません。

 

クズ夫にとっては、

言い訳しやすい便利な仕事、

一人で全部引き受けてくれる妻、と

まさに不倫しやすい環境だったと

言えるでしょう。

 

結果的に、

クズ夫は、

厳しい言い方をすれば、

父親として成長しないまま、

自分のやりたいことをし続けて

暮らしてきたのでした。

 

今となっては、

もっと、育児を手伝ってって、

言えばよかった。

もっと頼ればよかったと

後悔しています。

 

 

 

 

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【第1話】幸せな家庭だと・・・思っていた - ☆ 不倫撲滅ドットコム ☆

 

【第53話】不倫が家族に与えるダメージ

次の日からも、私は仕事に行きました。

 

心も体も、まだ非常事態の中にいて

ボーッとしたままでしたが、

なんとか必死で日常生活を続けました。

 

目覚ましとともに体を起こし、

食欲はないけど

パンやコーヒーを流し込み、

子どもたちを起こし、

朝食を食べさせ、身支度をさせて

送り出し、自分も出勤する。

 

学校に行けば大きな声で明るく授業をして、

職員室では他の先生たちと

仲良く雑談をして給食を食べる。

 

明日の授業の準備をして、

買い物をして帰り、

子どもたちを迎え、

おやつを食べさせ

宿題を見たり、

おしゃべりをしながら

晩ごはんの準備をする。

そんないつものルーティン。

 

でも、あれからずっと、

地に足がついていないような、

フワフワした感覚が続いていました。

常に心拍は早く、

呼吸は浅く、

ずっと、水の中にいるみたいに

苦しかった。

 

ボーッとした頭と心で、

なんとか無理矢理

動きまわっているだけでした。

 

夜も、眠っているような

眠っていないような…。

だから体もふらふらでした。

 

信じていたパートナーの

不倫発覚は、

想像以上の衝撃とダメージを

私に与えました。

 

例えるなら、まさに

交通事故にあったような感じ…。

本当にそう思いました。

 

いきなり、私のささやかな日常は

壊されました。

私の幸せは奪われ、踏みにじられました。

頭も働かず、

体は鉛のように重く、

私はもう、ボロボロでした。

 

それは子どもたちも同じでした。

 

学校にはなんとか行っていましたが

元気はなく、

習い事は行き渋り、休みました。

そりゃそうですよね、

習い事どころじゃありません。

非常事態なんですから。

 

帰宅しても遊びに行くでもなく、

ぼーっとしていることが増えました。

 

私自身も、両親が離婚していましたから、

その苦しみはよくわかりました。

 

両親が言い争っているのを

二階で震えながら聞いていた

小さな自分…。

両親の離婚が決まり、

絶望して泣いた小さな自分を

思い出しました。

 

子どもたちには

そんな思いを、

絶対にさせたくなかった…。

絶対に幸せな家庭を、

作りたかったのに…。

 

悔しくて、悔しくて、

やるせない思いでした。

 

 

 

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【第52話】義理の妹との電話

 

そうこうしているうちに、

クズ夫の弟のお嫁さん

(義理の妹)から電話が

かかって来ました。

 

ひとつ年下の義理の弟夫婦は、

とても気さくで、

子どもたちの年齢も近いことから

よく連絡し合う仲でした。

 

数年前に弟くんの転勤で

遠い県に引っ越してしまったのですが、

お正月やお盆には帰ってきて、

我が家に泊まったり、

一緒に旅行に出かけたりという

親しい間柄でした。

 

クズ夫が弟くんに電話したあと、

すぐにお嫁さんにも話が

伝わったのでしょう。

 

話せば長くなることなので、

電話に出るのをためらいましたが、

この状況を知る数少ない存在だったので、

とりあえず打ち明けてみることにしました。

 

電話に出ると、

泣きそうな声で、

 

「みーちゃーん!!

    だいじょうぶなの!?」

と、第一声はそんなふうでした。

 

「聞いたと思うけど、

    クズ夫、

    ダブル不倫してたんだよ…

     5年も!5年もだよ?」

 

「最悪!!

    おにい、最低!!」

 

「前の職場で一緒だった女で、

    家にも来たことあるんだよ、

    2回も!!」

 

「その女、なんなの!?

    おにい、何考えてるの!?

    信じられない!

    みーちゃんみたいな

    最高の奥さんがいるのに…!」

 

「…全然、最高じゃないよ…。

    ただの、

    サレ妻だよ…。」

     

「そんな…。」

 

いつも私のことを

子育ての先輩として

尊敬し、慕ってくれていた

義理の妹に、

こんな話をしなければならないのは

とても格好悪く、正直、

恥ずかしいことでした。

 

「…みーちゃん、つらいよね…

   子どもたちは知ってるの?」

 

「つらいっていうか、

    今はとにかく怒りしかない。

    子どもたちも全部知ってる。

    子どもたちも怒ってる。

    今、慰謝料とか話し合ってるとこ」

 

「そうなんだ…。

    離婚するの?」

 

「そのつもり。

     っていうか、今は、

    二人を凝らしめるために

    全力を尽くす。

    また何か決まったら連絡するね。」

 

「そっか…。

    力になれなくてごめんね。」

 

「ううん、連絡ありがとう。」

 

私は手短に

この状況を説明して

おやすみを告げました。

 

いつも、私のことを、

「みーちゃんはすごい」

とほめてくれて、

子育てに関するいろんなことを、

私に相談したり、

私の話を参考にしてくれていた

義理の妹…。

 

ごめんね。

全然、私、できた嫁でもない、

できた母でもない。

ただの、「サレ妻」でした。

 

私は、深くため息をつきました。

 

でも、初めて他人に話せたことで、

少し、ホッとした気持ちでもありました。

 

 

 

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【第51話】笑い話

 

クズ夫が出て行ったあと、

二階の子どもたちに向かって

「もうパパいないよ。」

と声をかけると、

二人はそっと部屋から出てきました。

 

顔を見ると、笑っています。

 

「びっくりした~、

    パパの泣き声!」

「あんなに泣くぐらいなら、

    不倫とかしなきゃいいのにね!」

なんて言っています。

 

…正論です。(笑)

 

子どもでもわかるようなことを、

何故、パパはしてしまったのでしょうね。

 

大人なのに。しかも教師なのに…。

 

はあ…。

私もぐったりと疲れてしまいました。

 

クズ夫はまだ

自宅の駐車場に停めた車の中にいました。

 

どうやらこの時、クズ夫はいよいよ

本当に離婚になりそうだと悟り、

自分の弟と母親に連絡していたようです。

 

弟には、「心までは浮気してない」

「本当は、妻に認められたかった…」

など、よくわからない言い訳をして

自分の女遊びを打ち明けたものの、

「でも結局、不倫だろ!」と叱られ、

 

母親にも、

「自分は不倫相手のダンナから

    慰謝料を請求されている」と

電話で泣きついたのですが、

オレオレ詐欺かと疑われてしまい、

相手にされなかったようです。

 

なんだか、本当に笑い話みたいですね…!

 

 

 

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【第50話】不倫夫の号泣!

私はまだ攻撃をゆるめません。

 

「とにかく相手のダンナへの慰謝料は

    自分でなんとかしな!

    私への慰謝料と養育費もよろしく!

 

    自分から進んで、家族との時間より

    ゴリラ女との時間を選んでたんだから

     もう救いようもないよ。

     全部自分がまいた種だ!

     こうなることわかっててやってたんだ!

     そうでしょう!」

 

すると…

 

「  う、う、う…

      いやだあぁぁぁぁぁぁ~!!!

      家族と離れたくないぃぃぃぃ~!!

      家族と離れたくないぃぃぃぃ~!!」

 

ついに人格崩壊したクズ夫は、突然、

本当にドン引くぐらいの大きな声で

号泣しはじめたのです。

 

ご近所じゅう、半径1kmくらいには

響いていたんじゃないかと思うほどの

大声で、

床に這いつくばって泣く姿に…

 

本当すみません、

私…、

思わず…

 

吹き出しそうになりました…!!

 

「フッ…。」

 

もう笑いをこらえるので必死です。

 

二階からも、子どもたちの

クスクスという声が聞こえてきました。

 

「いやだあぁぁぁぁぁ~~~~。

    ああぁぁぁぁぁ~~~~。

    う、う、うぅ~~~…。」

 

「ちょっと!

    恥ずかしいからもうやめて!

    もう今日は帰って! ね?

    お願いだから!」

 

クズ夫のことだから、

許してもらうための

パフォーマンスかもしれませんが、

とにかく私はこれ以上話す気力を

失ってしまいました。

 

しばらくして泣き止んだクズ夫は、

「…最後にちょっとだけ、

    子どもたちの顔を見たい…。」

と言いました。

 

「え?…はあ…。

     …じゃあ、見てくれば?」

 

私の許可を得て、よろよろと立ち上がり、

二階に上がっていったクズ夫でしたが…。

 

なんと、その先には

子どもたちが作ったバリケード

張られていました。

 

私たちが言い争っている間に、

段ボール箱やイスなどを使って

道をふさいでいたのです。

 

「パパ!来ないで!!」

「パパ、キライ!!」

 

子どもたちの声に、クズ夫は

力なく、階段を下り、

がっくりと肩を落として

そのまま、玄関から出て行きました。

 

 

 

 

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【第49話】不倫相手の夫からも慰謝料請求

 

 

黙りこむクズ夫でしたが、

私はさらに低い声で問いかけました。

 

「向こうのダンナとは話したの?」

 

「話した…。会った。

    昨日、呼び出されて。」

 

「どこで会ったの?」

 

「○○町のパチンコ屋の駐車場…。

   向こうの車に乗れと言われて…。

   助手席に座るように言われて…

   向こうは後部座席にいて…

   背中ごしに、こう…会話を…。」

 

「そう…。」

 

車内で前後に座って尋問を受けたわけだ。

クズ夫もさすがに

怖い思いをしただろう。

その光景を思い浮かべると

情けなくて本当、いい気味だった。

背後から、いつパンチが飛んでくるか、

あるいは刺されるかと

ヒヤヒヤしたでしょうね。

 

「殴られたりはしなかったの?」

 

「何も。」

 

(あら、残念。)

私としては、正直、

相手のダンナには

クズ夫をボコボコに

殴ってほしかった。

はっきり言って、

それをして許されるのは

その人しかいないと思うのですが、

彼も教師。

彼には立場もあるし、良識もある。

さすがに暴力はふるわず

できるだけ冷静に事を進めようと

したのでしょう。

 

「慰謝料は?」

 

「100万円請求された…。

     お子さんもいるから減額して

     100万円にしておいたって。

     そのかわり

     この街から出て行けと言われた。

     二度と顔も見たくない、

     この街で教師を続けることは

     許さないって…。」

 

(そりゃそうだ…。)

 

なんなら教師やめろ、と

言ってやれぱよかったのに。

 

そうしなかったのは、

我が家の子どもたちの生活を

思ってのことでしょうか。

 

「どうすんのよ、その100万。」

 

「うち、いま貯金いくらあるの?」

 

「ないわよ貯金なんて!」

 

 「…みーちゃんは慰謝料

 いくらもらうの?」

 

「300万円請求してるけど?

    …まさかそこから払おうとか

    思ってないよね?」

 

「…。」

 

「出すわけないでしょう!

    私がもらう慰謝料は、

    私が受けた心の傷や損害に対して

    払われるのよ!?

    なんであんたの尻ぬぐいしなきゃ

    ならないわけ?

    私とあのダンナは被害者。

    あんたとゴリエが加害者なのよ!」

 

つくづく勘違い野郎なんだなと

びっくりしました。

図々しいにもほどがある。

これがバカな不倫夫の思考なのだと

心底、あきれました。

 

 

 

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【第48話】サレ妻の怒り

 

「謝ったって、

    不倫した事実は消えない。

    ごめんで済んだら警察いらない。

    泥棒は、謝って物を返しても

    許されないでしょう?」

 

「そんな、べつに

    犯罪を犯したわけじゃないのに…」

 

「犯罪じゃなくても、

   民法に違反してます!

   みんなを裏切って傷つけて、

   みんなに迷惑かけてます!

   私にも!子どもたちにも!

   職場にも!相手のご主人にも!

   ゴリエも結局こんな目に合わせて、

   みんなを不幸にしてるんだよ!

   まあ、あいつは

   自業自得だからいいけど!」

 

「…。」

 

「だいたい、ゴリエのご主人とも

   顔見知りなんでしょう?

   よく平気な顔していられるね!

   私や子どもたちにも、

   よく5年もウソつき続けてくれたよね!

   怖いわ!腹黒い!

   あんたには人の心がないの?」

 

「…。」

 

「一度だけの過ちならまだしも、

   5年だよ?5年!

   よっぽどウソが上手なんだね!

   息を吐くようにウソがつけるんだね!

   あんたなんか、

  もう二度と信じないよ!!」

 

「…。」

 

「どこかで引き返そうと思わなかったの?

   やめようと思わなかったの?

    ゴリエもあんたも!

    不倫した芸能人は、

    ベッキーだってゲスの川谷だって

    あんなにたたかれてるのに、

    自分たちはバレないと思ったの?

   バレなきゃいつまで不倫してたの?」

 

「どこかで、やめなきゃとは

    思ってたけど…。」

 

「けど、何よ!

    なんでやめないのよ!

    気づかない私のこと、

    バカにしてたんでしょう!

    笑ってたんでしょう!」

 

クズ夫はうつむいて、

首を横にぶんぶん振りました。

 

「あんた何なの?

    芸能人?有名人?

    ちがうでしょう!!

    何、調子乗ってんの?

    何、勘違いしてんの?

    あんた、公務員でしょうが!!

    市民の税金で飯食ってる、

    公務員でしょうが!!!!!」

 

私の怒りは徐々にヒートアップし、

声も大きくなり、息が上がり、

両手はわなわなと震えました。

 

 

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