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中学教師の夫が、よりによって教育委員会の女とW不倫!!ありえない…こんなの許せますか?怒りのサレ妻ブログ

【第61話】夫の不倫…もう仕事は続けられない

うつらうつらして、朝になると、

ボーっとした頭で、

どうしてこんなにしんどいのだろう、

今日は何曜日だっけ、などと

しばらく考えます。

 

ああ、そうだ、私はサレ妻なんだった、

そんなふうに、どんよりとした気持ちで

体を起こします。

 

その頃の私は毎日、寝たか寝ていないか

わからないような状態でした。

 

夜中じゅう、いろいろな

想像が頭の中をかけめぐり、

悔しくて、腹が立って、

ずっと歯を食いしばって、

拳を握りしめて、

寝ながら戦っているようでした。

 

ふらふらと起きて

朝の準備をするのですが、

お湯を沸かしながらも、

洗濯物を干しながらも、

胸の中は怒りや悲しみ、

そして大きな憎しみが渦巻き、

常にクズ夫とゴリエのことで

頭がいっぱいでした。

 

考えたくないのに、

考えてしまう、

考え続けてしまう。

疲労困憊して、朝を迎える。

そんな繰り返し。

 

それでも子どもたちを学校に送り出して、

自分も休まず出勤しました。

 

体はもうフラフラでしたが、

気力だけで動いていたのでしょう。

 

勤務する小学校に着き、

児童たちの前に立てば

なんとか授業はできました。

 

しかし、この非常事態に

明るく元気なフリをするのは

想像以上にしんどいことでした。

 

毎日、夫や不倫相手や、

教育委員会とバトルをし、

怒りと憎しみを抱えながら、

何事もないように授業をし、

職員室で談笑する自分が、

ちょっと怖くも感じました。

これ以上、こんな生活は

続けられないと思いました。

 

私はもうダメかもしれない、

壊れてしまうかもしれない、

何か やらかすかもしれない、

そんな不安もありました。

 

もう、この仕事を

辞めようか…。

 

私は、管理職に相談することを

決心しました。

 

校長先生は、体育会系出身で人望も厚く、

この街では知られた先生でした。

信頼はしていましたが、

私事で相談するのは

ちょっと気がひけました。

 

まずは教頭先生に話してみよう。

そう思いました。

 

教頭先生は女性で、

たぶん年齢は50歳前後、

童顔で、若く見えましたが

可愛らしい雰囲気の中にも

厳しさのある人でした。

 

休み時間に、

「私事でご報告とご相談を

させていただきたいのですが」

と伝えると、

「じゃあ五時間目、会議室で」と

快く引き受けてくれました。

 

時間になると、

「じゃ、行きましょうか」

と、明るく声をかけてくださり、

2人並んで廊下を歩きました。

 

 

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【第60話】離婚か再構築か

 

「本当にごめん・・・。

 もう一度、

 やり直させてください・・・。」

そう言って、クズ夫はまた

土下座をしました。

 

安っぽい土下座。

そう思いました。

 

こんな姿を見たって、

私の壊れた心はもとには戻らない。

 

失った信頼は取り戻せるわけもない。

 

幸せな家族には、もうなれない。

 

 

私に残された選択肢は、

離婚か、あるいは

“家族ごっこ”を演じて生きるかの

どちらかでした。

 

「再構築」と言えば聞こえはいいけど、

これだけの裏切りをした夫と、

仲良しこよしなんてできるはずもない。

 

でも、たとえば離婚したとして、

この家はどうする?

子どもたちは引っ越しとか転校は

したくないと言っているし、

不倫された側の私たちが

出ていくのもおかしな話です。

 

かと言って、ダンナなしで

毎月8万円を超えるローンを

払い続けることができるのか…。

 

結婚後、ずっと仕事をセーブしてきた

私には、正直、自信がありませんでした。

 

そして何より、

この時は自分の怒りと悲しみを

処理することで精いっぱいでした。

 

私の今の、この怒りをぶつけられる

相手は、クズ夫しかいない。

まだ、聞きたいこと、

問い詰めたいことも山ほどある。

今すぐ離婚というわけにもいきません。

 

「今はまだ、何も決められない。

 アンタの顔見るのも腹が立って、

 これからのことなんて

 考えられない。」

 

それだけ伝えました。

 

「わかった。

 今日も車で寝るよ・・・。

 毛布持っていっていい?

 めちゃくちゃ寒くてさ。」

そう言って、クズ夫は

玄関を出て行きました。

 

2月の末です。

外はキンキンに冷えていて、

車内で眠るのは体にこたえるでしょうが、

自業自得です。

 

こうして、静かになったリビングで、

私と子どもたちは夕食を食べ、

お風呂のあと、3人でベッドに入りました。

 

3人で、寄り添って眠りました。

 

ただ、私は、

子どもたちを寝かせたあとも、

ずっとあれこれ考えては

腹を立てたり、涙を流したりして

朝方まで、ぐるぐる回る頭を抱えて

横たわっていました。

 

 

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【第59話】えげつない話

 

私は、聞けば聞くほど

怒りで頭に血がのぼり

はらわたが煮えくり返るようでしたが

聞かずにはいられませんでした。

 

こうなったらとことん

聞いてやる、聞き出してやると

根ほり葉ほり問い詰めました。

 

クズ夫は、私の質問に

答えにくそうにしながらも

ぽつりぽつりと答え続けました。

 

黙り込むと私がさらにヒステリックに

大きな声を出すので、

答えないわけにもいかなかったのでしょう。

 

ゴリエ、何に乗ってんの?

 車の車種。」

「・・・✕✕✕社の◆◆◆◆。」

「色は?」

「・・・黒。」

 

車メーカーが気の毒なので、

車種はここには明記しませんが、

後部座席がフラットになるタイプの

ミニバンでした。

車内で致すにはもってこいでしょう。

 

「のんびり映画鑑賞、とか

 メールに書いてあったよね!

 どこで映画なんて見てんの?

 車でのんびりなんて

 できないでしょうし。」

 

「・・・。」

 

「ホテルも行ってたんでしょう?」

 

「・・・たまに。」

 

「たまに?

 あの文面から、かなりひんぱんに

 映画鑑賞してたことが

 わかるんですけど!」

 

「・・・そんなに・・・

 しょっちゅうってわけじゃ・・・。」

 

「どこのラブホ行ってんのよ!」

 

「▲▲市の・・・

 ショッピングセンターの前の・・・」

 

「はあー?あんなとこ行ってんの?

 恥ずかしっ!!」

 

それは、隣の市の大型ショッピングセンターそばの

かなり目立つラブホテルでした。

よくもまあそんなところに

不倫教師カップルが出入りできるものだなと

本当にあきれました。

 

「お金はどうしてんの!

 まさかアンタが・・・?」

 

クズ夫は首を横に振りました。

 

「じゃあゴリエが?」

 

クズ夫はまた首を横に振ります。

 

「半分こ・・・。」

 

「・・・。(絶句)」

 

何が半分こ、だよ。

不倫教師がラブホテル代

仲良く半分こ・・・。

バカバカしいわ気持ち悪いわで、

本当に吐き気がしました。

 

「アンタの車はどうしてんの?

 2台でラブホに入るわけもないし。」

 

「近くの・・・本屋で

 待ち合わせて・・・。」

 

「あ~、あそこの本屋ね。

 はぁ~・・・。(ため息)」

 

本当に、自分も良く知った生活エリアで、

こんな気持ち悪いことが起こっていたなんて・・・。

 

信じていた夫が、

こんな裏切りを働いていたなんて・・・。

 

怒りと、絶望で

息をするのも苦しいくらいでした。

 

 

 

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【第58話】出るわ出るわ

ひととおりクズ夫の言い訳を聞くと、

私は再度問いつめました。

 

「なんかお酒のせいみたいに言ってるけど、

    たとえきっかけは飲み会だったとしても、

    そのあとまた2人で会うかどうか、

     関係を続けるのか、やめるのかは

     あとで冷静になった頭で

     考えられるよね?

 

     土日の真っ昼間に会ったり、

      仕事帰りに会ったり、

      朝からラブラブメッセージ

      送ったりしてたじゃん。

      勤務時間中もだよ?

      お酒、関係ないよね!?

      5年も続けておいて、

       お酒のせいとか何、言ってんの?

       いつでもやめられたよね?

       やめる気がなかっただけでしょう!」

 

「・・・もうやめなきゃとは

     思ってた・・・。」

 

「はぁ?どこが?

    やめなきゃと思いながら

    あんなラブラブメール送るか?

    続ける気満々だったじゃん!

    やめなきゃと思っても

     やめなかった理由は何?」

 

「なんとなく・・・

 ズルズルと・・。」

 

「バカか!!!

    あんたの意志でしょう!

    あんたが会いたがって

     自分からせっせと連絡もとって!

     自分の意志で5年も続けた結果

     こうなってんでしょうが!

 

「・・・。」

 

クズ夫はうつむいたままでした。

 

「会いたくて会いたくて

    仕方なかったんでしょう?

     だからあんなにマメに

    メッセージ送って!

    本気になってんじゃん!」

 

「違う、本気じゃない・・・

     体だけの関係だった・・。」

   

「キモ!!マジキモい!

    じゃあ5年間あの女と

    ヤりたくてヤりたくて

    仕方なかったってわけね!?

    そんなに相性よかったんですか?

    そんなにいい体だったんですか?」

   

「・・・。」

 

「何がダッチワイフよ!

 いったいどこでヤってんのよ!

 車の中とか!?」

 

「・・・。」

 

「はあー!!気持ち悪っ!!

 まさかアンタの車で?」

 

「ちがう、ボクの車じゃない…。」

 

「じゃあゴリエの車?」

 

クズ夫はゆっくりとうなずきました。

 

 「へーえ、じゃあ

 結構大きい車乗ってるんですねー。」

 

私はわなわなと震えながら

クズ夫を真正面からにらみつけました。

 

クズ夫は生気のない顔で

床を見つめ続けていました。

 

 

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【第57話】クズ夫の反省

クズ夫は、うなだれたまま

ぽつり、ぽつりと話し始めました。

 

「僕が本当に間違ってた…。

 

    いろんな人に怒られて

    やっとわかった。

 

    こんなに大事な可愛い

    奥さんと子どもたちがいるのに

    バカな遊びに夢中になって…。

    僕はどうかしていた…。

 

    仕事のストレスとか…

    認められたい思いとか…。

    いろいろあって…。

 

    今は、どうしてあんな女と

    一緒にいたのかもわからない。

 

    お酒のせいもあるし…

    誘われるとつい…。

 

    お酒ももう絶対やめるから!

    もう一切、飲みに行かない。

    おこづかいもいらないし。

    これからは家族のために時間を使う。

 

    だから…許してほしい。」

 

クズ夫は、静かに涙を流しました。

 

私は、ところどころに疑問を

感じながらも、

クズ夫が本当に反省していること

だけは、理解しました。

 

ただし、それは

いろいろな人に怒られたこと、

特に、男に怒られてはじめて、

ようやく反省する気持ちになった

ということも わかりました。

 

結局、不倫をするような男は、

人をなめている。

特に、女をなめている。

 

女が怒ったり泣いたりしても、

痛くもかゆくもない。

もともと人の気持ちもわからない人間

だからなおさらです。

 

しかし、男を怒らせることはこわいのです。

男に怒られることは、

自分の地位やプライドを失う危機でもあります。

 

とにかく自分がかわいくて仕方ない

不倫男は、

男に怒られることだけは怖れているのです。

 

クズ夫は、ゴリエのダンナに怒られ、

自分の弟にも怒られ、

職場の管理職にも怒られ、

教育委員会にも怒られ、

ようやく反省の時を迎えています。

 

それでも、言葉の端々(はしばし)に

“ストレスのせい” “お酒のせい”など

まるで、自分は悪くないとでも

言いたげな気持ちが表れていました。

 

 

 

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【第56話】不倫教師への処分

 

 

クズ夫が教育委員会

呼び出されたというその日、

どのような処分が下るのか、

私は楽しみに待っていました。

 

クズ夫は帰宅すると、今日も

「話をさせてください」

と連絡してきました。

その結果が聞きたくて私は

「わかった」と返事をし、

リビングで待ちました。

 

クズ夫は、ドアを開け、

うなだれてゆっくりと

部屋に入ってきました。

 

そして静かに正座すると、

うつむいたまま、

話をはじめました。

 

「今日…校長と一緒に、

   教育委員会に行ってきた。」

 

「…そう。

    で、どうだった?」

 

「めちゃくちゃ怒られたよ…

    立場をわきまえろって…。」

 

「…うん。」

 

当たり前ですよ。

教師というのは、子どもたちにとって

一番身近な大人であり、社会人です。

当然、模範とならなければならないし、

市民、国民の皆さんの信頼を

損なってはならない。

公務員なのですから。

 

「校長も一緒に

   頭下げて謝ってくれて…。」

クズ夫はうつむいたままです。

 

「上司にまで恥ずかしい思いさせて、

    本当、馬鹿だね。」

私はクズ夫に

厳しい目を向け続けました。

 

自分の欲望のために、

どれだけの人に迷惑をかけたのか。

こうしてみんなに怒られて初めて、

思い知ったのだろう。

 

「でも、校長は

    僕を守ってくれて…。

    普段の頑張りとか…。

    授業も安心して任せられるし

    生徒指導や部活にも熱心で

    欠かせない存在だと言ってくれて…。」

そう言うとクズ夫は、

少し涙ぐんでいるようでした。

 

「まあ、上司としては

    そう言うしかないよね!」

 

授業や生徒指導が上手で、

部活に熱心なら

何してもいいのか?

そんなわけないでしょう!

私は少しいら立ち、

「それで?」と聞きました。

「処分は?」

 

教育委員会

どんな処分を下すのか、私は

楽しみに待っていましたが、

その答えに拍子抜けすることになります。

 

「…処分としては、厳重注意。」

「…厳重注意?それだけ?」

「うん。」

「今回呼び出されて、それで終わり?」

「たぶん…。」

「は?アイツは?ゴリエは?」

「相手のことは知らない。」

「どうせ同じ程度だよね!?

    なにそれ!?甘っ!

   身内には甘々だな!!」

 

私は正直、がっかりしました。

 

懲戒免職(クビ)とか、

そうでなくても退職を勧告するとか、

一定期間の出勤停止とか、

減給とか、降格とか、

処分はいろいろあるだろうに、

注意だけとは…。

 

最近の教育現場は

人手が不足しているということもあり、

抜けられると困るのかもしれないが、

それにしたって甘すぎる…。

 

こんなふざけたバカ教師を

まだ教壇に立たせるなんて。

 

私は教育委員会に失望しました。

 

 

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【第55話】不倫の予兆

 

夫は仕事が忙しく、

家にいないことが当たり前に

なっていた、

それ以外にも

今、思えばおかしいことは

いろいろありました。

 

夫は、土日に部活だと言って

出かける時は、

私や子どもを起こさないように

かなり早い時間に

すごくそーっと出かけていました。

 

休みの日くらい

私たちをゆっくり寝かせてあげようと

気を使ってくれているのかな~、

なんて思っていたのですが、

「行ってきます」の声かけもなく

起きたらいない、というのは、

なんだかさみしいものでした。

 

私が早く起きていた日も、

どこかこそこそ準備をして、

着替えまで袋に詰めていました。

 

まあ、サッカーの審判なども

するので、汗もかくし、

学校にシャワー室もあるので

おかしくはないのですが、

今考えるとあやしいです。

 

ハッキリ変だなと思ったのは、

土曜日、家から2~3時間かかる町に

遠征試合に行くというその日、

車で見るからと言って

家にある私の好きな映画

(ディズニー系)のDVDを

持ち出そうとした時です。

 

「えっ!!これ…パパが見るの!?」

「…ダメ?」

「ダメじゃないけど…。」

「今日の行き先、遠いから

    何か流したいなと思って…。」

「…これを?」

 

一人で運転するのにDVD、

必要ですか?

いらないですよね!

しかも女子っぽいやつ!

結局、あきらめてDVDは

置いて行きましたが、

かなり違和感が残りました。

 

ほかには、

なぜか夫が家を出た直後に、

「今向かってます」

というメールが来たこともありました。

「どこに向かってるの?」

と返事を送ると、

「間違えた」とだけ返信が。

これもゴリエにおくったもの

だったにちがいありません。

 

また、リビングにいる間も

スマホを手放さなくなったり、

なぜか「どうぶつの森

という可愛らしいゲームを始めて、

家族と一緒にいるときも

せっせとゲームをしていたり…。

 

「この前さあ、○○の店の前を

    通ったら、たまたま工事してて、

    まわり道したところで…」

と、前にも話してくれた話題を

また、同じようにもう一度話そうとしたり。

(おそらく、どっちの女に

  何の話をしたか、わからなくなっている)

 

あとで冷静になってみると、

あの時、問い詰めておけば良かった

と思うことがたくさんありました。

 

極めつけは、最近、自宅に

無言電話がよくかかってきたこと。

電話に出ると、長い間しーんとして

我が家の様子を伺っているような

気味の悪い電話でした。

 

これも、もしかしたら

ゴリエの仕業だったのかも

しれません。

 

 

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